深谷市籠原駅周辺の歯医者・歯科医院

〒366-0041 埼玉県深谷市東方3275-1
JR高崎線「籠原駅」北口より徒歩15分

診療時間
9:20~12:00
14:00~19:00

▲:14:00~20:30(休診日:日曜・祝日)

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お電話やホームページにてご確認ください。

当院の虫歯治療

痛みの少ない治療をご提供

痛みが苦手で歯科医院の受診をためらっている患者さまを、お一人でも多く助けたい…そう考え、当院ではなるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療を実践しています。

治療中の痛みを軽減するには麻酔が有効です。しかし、そもそもこの麻酔注射が痛いとお悩みの方は少なくありません。そこで私どもは、麻酔注射の痛みを少なくできるよう、注射の打ち方にさまざまな工夫を凝らしています。

例えば、注射の前に、塗るタイプの表面麻酔を使用。歯ぐきにあらかじめ麻酔をかけて、注射を打ったときの痛みを軽減しています。表面麻酔を行うと、その後に注射器で注入する麻酔薬の量を減らせる点もポイントです。麻酔薬の量を少なくできれば、お体への負担が抑えられます。

なお注射針は、細ければ細いほど針が入るときの痛みを少なくできるという理由から、当院では日本で入手できるものの中で一番細い注射針を採用しています。

麻酔液を注入する際は、電動注射器を使用。電動の注射器で速度を一定に保つと、痛みを感じにくくなります。ゆっくりと時間をかけて少しずつ注入することも、お体への刺激を減らすのに有効な方法です。

さらに私どもは、麻酔注射の針を入れる位置にも配慮。骨の密度が少ないところに注射を打ち、痛みを軽減しています。注射の後はしっかりと時間を置いて、十分に麻酔が効いてから治療を開始しています。

状況によっては、お体にかかるご負担を考慮し、そもそも麻酔を施さない場合も。小さな虫歯などがこのケースに当てはまり、歯を削っても痛みをほとんど感じないため、麻酔をかけずに治療しています。不必要な麻酔をかけなければ、その分、患者さまのご負担を軽減できるからです。

麻酔を工夫するだけでなく、状況に応じて麻酔自体を行わない選択も取り入れながら、安心して治療を受けていただけるよう努力しています。

笑気鎮静法を行っています

笑気

私どもは、低濃度の笑気ガスを鼻から吸い込むことで不安感やストレスを軽減できる「笑気鎮静法」を導入しています。

笑気ガスには、気持ちをリラックスさせて痛みを感じにくくする作用に加え、反射的に吐いてしまう嘔吐反射を和らげる効果もあります。ガスの吸入を止めた後、体外へスムーズに排出されるため、麻酔からの回復が早い点も利点です。歯科治療に対して恐怖心を抱いている方も、落ち着いて治療を受けられます。

当院では、恐怖心が強く痛みを感じやすい方や、嘔吐反射のある方に対し、笑気麻酔をご提供しています。ご希望の方は気軽にご相談ください。

なるべく神経をとらない治療

患者さまの身体的・経済的なご負担がない治療を目指し、当院ではできるだけ神経をとらない治療を行っています。重症化した虫歯であっても、神経を残せる可能性を追求したいと考えています。神経をとらずに済めば、その分、歯を長持ちさせられるからです。

虫歯が重症化し、病巣が歯の神経にまで達したら、神経をとる治療を行うのが一般的です。しかし神経がなくなると、歯に栄養分が行き渡らなくなり、歯はもろくなってしまいます。もろくなった歯は折れたり欠けたりしやすくなり、歯の根が真っ二つに割れてしまう「歯根破折(しこんはせつ)」という状態に陥る場合も。こうなると、歯を抜かなければならなくなるケースがほとんどです。

抜歯が必要なご高齢の方の中には、実際に、若い頃に神経をとったという方が多く見られます。神経がなくなったせいで歯が徐々にもろくなり、歯の根が割れ、最終的に歯を抜かなければいけなくなるのです。

神経をとった歯は、細菌への防御能力も下がります。そのため、細菌感染を起こして歯の根の先に病巣ができ、痛みや腫れを引き起こす場合もあります。これは、歯の神経をとることで起こりやすくなる、歯を失う原因につながる病気です。生まれ持った歯を長く保つには、できるだけ歯の神経を抜かない処置が重要です。

神経をとる弊害は、歯が弱くなることだけに留まりません。その後の治療が大がかりになる点も大きな弊害です。治療にかかる時間や通院回数が多くなり、その結果、費用もかさんでしまうのです。歯の神経を残せると、時間や金銭的な負担も軽くできます。

私どもは、虫歯治療の目的を「歯の神経の保護」に絞り、可能な限り神経を残す「歯髄保存治療(しずいほぞんちりょう)」に力を入れています。重症の虫歯だからといって、むやみにすぐ神経をとるような治療はしておりません。患者さまのご希望や歯の状態を踏まえた上で、経過観察の時間を十分にとり、歯を長持ちさせる最善の治療を心がけています。

その一環として、以下の治療を行っています。

MTAセメント治療

神経をとった歯には栄養が届かず、その歯は、まるで枯れ木のように折れたり欠けたりしやすくなってしまいます。もちろん虫歯の進行具合にもよりますが、歯の寿命を延ばすには、極力神経をとらないことが望ましいのです。

虫歯を削った後の部分に、私どもは「MTAセメント」という薬剤を詰めています。これは炎症を起こす原因を殺菌し、神経を保護する薬剤です。従来この処置には水酸化カルシウムを用いる場合が多くありました。これに比べ、MTAセメントは以下の点で優れています。

  • 患部をしっかりと封鎖する性質があり、隙間ができにくいため、新たな細菌が入り込みにくい
  • 歯の根への強い接着性がある
  • 歯の組織になじみやすく、お体にやさしい
  • 歯と一体化し、再石灰化(歯の修復作用)が起こりやすい
  • 殺菌作用がある

MTAセメントには高い殺菌作用や神経の保護作用、炎症を抑える作用があり、虫歯菌の無菌化が可能です。虫歯が大きく、病巣が神経に近くても、MTAセメントで保護すれば歯の修復を促せます。こうして、神経をとらずに治療できる可能性を高めているのです。

このように、なるべく神経をとらない治療に取り組んでいる上、できるだけ歯を抜かない治療にも力を注いでいます。

歯を抜かないことにこだわる理由

なぜ当院が歯を抜かないことにこだわるのか――それは、天然の歯に「歯根膜(しこんまく)」と呼ばれるセンサーがあるからです。

歯根膜は免振装置とも言えるもので、物を噛んだときの衝撃を吸収して受け流し、歯の根やあごの骨への負担を軽くしてくれる組織です。さらに、物を噛んだときの硬さや微妙な感触・刺激などを感知し、脳に伝える役割も担っています。

インプラントや入れ歯には歯根膜が存在しませんから、こうした感覚は失われてしまいます。人間に備わった天然のセンサーを活かすため、なるべく歯を抜かない治療に取り組んでいるのです。

歯を残すための、歯の根の治療

なかなか痛みがなくならない重篤な虫歯の方でも、症状が改善しやすく再発が少ない根管治療(歯の神経の治療)を受けていただけます。

虫歯が重症化し、病巣が神経(歯髄:しずい)にまで達したときは、根管治療と呼ばれる歯の神経の治療を行わなければなりません。根管治療は雑に行うと、すぐに虫歯が再発したり、歯の根が折れたりしてしまい、最悪の場合は歯を抜かなければいけなくなる可能性もあります。

また根管治療は、なかなか痛みが治まらなかったり、一度治療を終えても再発して再治療を繰り返したりするケースが多い方法です。痛みが治まらない、再発する…こうした問題の原因は複数あります。主な原因として、十分な時間をかけられないことによる病巣の取り残しや、治療中の細菌感染などが挙げられます。

当院は、根管治療に特化した「歯内療法室」をご用意。個室ですから、感染を防ぎながら丁寧な根管治療をご提供できます。患者さまにもご安心いただけるのではないでしょうか。

虫歯の再発を防げるかどうかは、歯の根に入り込んだ虫歯の病巣を、どれだけキレイに取り除けるかにかかっています。歯の根の内部は管状になっていて、縫い針程度の太さしかありません。病巣をキレイに除去するには、手間を惜しまない丁寧な処置が歯科医師に求められるのです。

私どもは丁寧な根管治療に力を注ぎ、少しでも歯を長持ちさせられるよう努めています。歯科用のルーペ「拡大鏡」を用いているのはその一例です。拡大鏡は、その名の通り患部を拡大して見るための道具で、より精密な治療の実現に役立ちます。また、器具を通しての細菌感染については、器具をできる限り使い捨てにし、常に清潔なものを使用して予防しています。

このように当院では、精密さを追求しながら、手間を惜しまず丁寧な治療に尽力。どうしても通院回数が多くなってしまうのですが、極力患者さまのご負担を減らせるよう最善を尽くします。

なによりも、虫歯を重症化させないことが大切です。大事な歯を失わないためにも、是非ご自宅でのケアと合わせ、定期的に歯科医院へ通いましょう。

ラバーダム防湿下で治療を行っています

根管治療は、無菌の状態で行えるかどうかが重要なポイントです。無菌状態を維持できれば、虫歯の再発や痛みなど、後々のトラブル防止につながるからです。

当院では開院以来、ほぼすべての永久歯に、「ラバーダム防湿」を行ってきました。ラバーダム防湿は、処置を行う歯以外の部分をゴムのシートで覆ってカバーする方法です。唾液などの体液による細菌感染リスクを抑えると同時に、歯や金属の削りカスがお口の中に入ってしまう危険も防げます。

レーザー機器を使用しています

炭酸ガスレーザー

複雑な形をしている歯の根から、人間の手だけでキレイに病巣を除去するのは困難です。私どもは、レーザー機器を使った根管治療を行っています。

歯の根の中にレーザー光を照射し、虫歯菌に侵された病巣を殺菌。人の手だけに頼った治療に比べ、虫歯の再発リスクを少なくできます。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除いた後、神経を保護する処置を行います。神経まで虫歯が達している場合は神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

048-533-4485

診療時間

 
午前
午後

  午前 9:20~12:00
  午後 2:00~7:00
▲ 午後 2:00~8:30

※診療日は変更になる場合があります。お電話やホームページにてご確認ください。
休診日:日曜・祝日

048-533-4485

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