当院の矯正歯科

健康保険が適用されず自費診療となる矯正治療は、保険診療に比べ、どうしても高額になりがちです。お口全体の矯正では100万円程度かかることも珍しくありません。

「歯並びを治したいけれど、費用の面で我慢せざるを得ない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。また、「我が子の歯並びが気になっているけれど、治療費が高くて…」と頭をお抱えの親御さまも少なくないのではないでしょうか。

歯並びを改善するメリットは、見た目を良くすることだけに限りません。噛み合わせが整うため、食べ物をしっかり噛み砕けるようになって消化が促進されるなど、お体にも良い影響が及びます。加えて、矯正治療はあごの位置のズレや歪みを改善しながら進めますから、「なんとなく体調が悪い」「肩こりがある」といった、はっきりしない不調が改善されるケースもあります。

このようにメリットの大きい矯正治療を、お一人でも多くの患者さまにご提供したい、そうした思いから治療費をリーズナブルに設定しました。また、お子さまにキレイな歯並びを手に入れてもらいたいと考え、お子さまの矯正治療費も検討しやすい価格としています。

上記の費用で歯並びの改善が可能です。なお、マウスピース矯正からマルチブラケット（ワイヤーを使った矯正治療）へ移行する場合、割引をご用意しています。

矯正治療の費用でお悩みの方、お子さまの歯並びが気になるが高額で諦めていたという方も、経済的なご負担をぐっと抑えつつ、理想の歯並びを目指していただけます。是非、私どもにご相談ください。

当院で矯正治療を受けた患者さまがお喜びになる理由として、「歯を抜かなかった」もしくは「歯を抜く本数が少なく済んだ」というご意見がございます。

歯並びの見た目の美しさを第一に考えるなら、歯をキレイに並べるスペースを十分確保するため、4本の歯を抜いて矯正治療を行うのが一般的です。

4本の歯を抜いたとしても、お若いうちなら食事に困ることなく、それほど気にならない方も多いでしょう。しかし、月日を重ねて50代、60代、それ以上の年齢になったらどうでしょうか？

日本人は、歳をとるうちに虫歯や歯周病・ケガなどによって歯を何本か失ってしまう方が少なくありません。60～64歳で平均4.6本、75歳以上で平均10本以上の歯を失っているとのデータもあります（※）。

これだけ歯を失うと、食事がとりにくくなったり発音しにくくなったりと、生活する上で不自由が生じてしまいます。その頃になってから、「若いときに矯正治療で抜いた4本が、今ちゃんと残っていたら」と後悔する羽目になるかもしれません。人生100年という長寿の時代ですから、歯は減らさないに越したことはないと言えます。

※2016年「歯科疾患実態調査」より

完璧な美しさを求め、見た目を第一に考えるなら、4本の歯を抜いて矯正治療を行ったほうが良いケースもございます。

しかし、私どもが出会ってきた患者さまの多くは、完璧な美しさを求めてはいらっしゃいませんでした。歯を抜く場合と抜かない場合、それぞれの仕上がりについてご説明した上でどちらが良いか伺うと、大多数の患者さまが「歯を抜かないほうが良い」とお答えになるのです。

どうしても歯を抜かなければならない状況でも、完璧な美しさを求めなければ、4本ではなく2本抜けば済むことがほとんどです。

お一人おひとりの将来を考え、歯を抜かない非抜歯矯正や、最小限の抜歯で済む矯正治療に力を注いでいます。

歯並びの完璧な美しさを追い求めずに、将来の患者さまの健康に配慮しているからこそ、歯を抜かない、もしくは最小限しか抜かない矯正治療をご提供できるのです。これからも私どもは、患者さまが生涯健康に過ごしていけるような矯正治療をご提案していきたいと考えています。

「歯並びをキレイにしたいけれど、口元の装置が目立つのは嫌だ」そうした理由で矯正治療をためらっている方もいらっしゃるでしょう。

当院は、透明なマウスピースをお口に装着して歯並びを改善する矯正治療「マウスピース矯正」を採用しています。金属の装置を使った従来の矯正治療に比べ、マウスピースは目立たないため、見た目を気にせず治療できます。

他にも、患者さまが見た目の面で悩まずに済むよう、以下の矯正治療をご用意しました。

通常の矯正治療は、金属のブラケット（歯の表面に取りつける装置）を使います。しかし、白い歯の上に金属の色はよく目立つものです。

患者さまの精神的なご負担を少しでも減らしたいと願い、ワイヤー式の矯正装置に「透明ブラケット」を使用しています。透明な樹脂で作られた矯正装置を装着して治療を行います。透明ブラケットは歯と同じ白色ですから、従来の金属のブラケットに比べて目立ちにくいのが特徴です。

このように、マウスピースではなくても目立たない装置を使って矯正治療を受けていただけます。